【KリーグHOTプレイヤー】高基衢2列目FWとして成功

怪我から復帰した全南のストライカー高基衢(28)が、新しいチャレンジを試みている。今まで最前線で攻撃の軸として活躍してきた高基衢が、全南で少し下がった位置で攻撃の幅を広げる役割を作っているのだ。
高基衢は13日、光陽で行われた第5節で、後半41分、慶南のGK李光錫のゴールキックを受け、柳弘烈につなげ決勝ゴールをアシストした。前半にも何回か相手のゴール前で得点チャンスを作った高基衢は、幅広い動きと相手を崩すパスでチームの初勝利に貢献した。
この日シモンとツートップを組んだ高基衢は活動範囲をMFの位置まで広げ、相手の守備陣を揺さぶった。これまで187cm、82kgという恵まれた体格から繰り出される力と高さの優位を生かし、ポストプレーに重点を置いてきたが、ここ最近はMFに近い動きを見せている。
高基衢は「2列目のストライカーとして出場しているが、事実上攻撃型MFの役割をしているようなもの。中学以降、ずっとストライカーとしてやってきたから、少し不慣れな部分がある。」と語る。そういいながらもポジション変更を肯定的に受け止めている。「どっちにしろ最前線ストライカーはローテーションで器用されるから、気にしない。」とチームの成功により大きな意味を見いだす。
これは、攻撃を作る選手の不足に悩むパクハンソ監督の苦肉の策でもある。外国人FW3名中、サンドロとシュバは怪我で使うことができず、シモンはペナルティエリア内での動きがより相手に驚異を与える選手だ。一方、高基衢は最前線のストライカーとしては運動量が非常に多い選手として評価されている。また高基衢をゴールの前に置いた場合、その後ろから攻撃を支援する選手が不足しており、相手に集中的に守られた場合に、FWが孤立してしまう。
パクハンソ監督の冒険はとりあえず成功したという評価だ。2月に代表チームの一員として東アジア選手権大会に出場し、負傷。3月末になってようやく復帰した高基衢はAFCチャンピオンズリーグの試合を含め、4試合で1ゴール1アシストの活躍をしている。2試合で1つ攻撃ポイントをつけているという計算になる。
高基衢は「MFで多く動くことでボールをたくさん受け、攻撃になったら前線に飛び出すのが自分の役割。ゴールよりチャンスを作ってやろうという思いでやっていることがチームの勝利につながっているのだと思う。」と話す。もちろん、「ストライカー」としての欲も胸に秘めている。「これからもチームメートのアシストをするプレーを忠実に続けるが、どんな役割を与えられようと、ゴールを決める選手になりたい。」というのが高基衢の本心だ。
一方、今年の頭、全南に移籍後初の代表に選ばれた高基衢は「代表チームに選ばれたことには自負心を感じる。注目する人が多くなるほど、よりよいプレーをしなければと、思うようになった。」と語る。大会中、太股の怪我という不運に見舞われもしたが、所属チームでいいプレーを続ければ、また代表に呼ばれることと期待される。ポジション変更が成功し、チームの初勝利に貢献した高基衢がチームと共にさらに成長していけるかどうか、注目される。
KFA公式サイト、インタビューより





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